(折田民男/折りたたみ生活研究家)
また、いいものを見つけてしまいました。
オリタタミマン
9月10日(つまり昨日)、「世界で一番集中できる場所」というコンセプトで開発されたワークスペース「Think Lab」(メガネメーカーJINSのグループ)が、自宅用のブース型書斎「Think lab HOME」のクラウドファンディングプロジェクトを公開してました。
リンク:どこでも簡単に、会社よりも集中できる書斎を。『Think Lab HOME』https://www.makuake.com/project/thinklabhome/
商品URL
https://thinklab.jins.com/jp/ja/pre_home/
これは、折りたたみ机+三方を取り囲む壁が一体となった製品。
折りたたみデスクは昔からありましたし、壁や衝立てによる集中力の向上は、すでにラーメン『一蘭』でも証明されています。
(仕切りや壁は、空間に意味を持たせる)。
なのですが、この既存の二つがちゃんとした形で組み合わさったことで、まったく新しい「スマート書斎」と呼ぶにふわしい空間が出来上がっています。
(没入感を高める、三方固めの背の高い壁)。
組み立て式と折りたたみ式の異なる2つのラインナップですが、折りたたみ生活グッズとして気になるのは、「Think lab HOME+」のほう。
基本形となる「Think lab HOME」よりも高級感のある素材が使われていて、サイズも値段も少しビッグですが、簡単に収納できる折りたたみ式を採用しています。折りたたみ時の収納サイズの幅は驚異の10cm!
「Think lab HOME+」の展開サイズは、高さ130cm(机70cm)・幅95cm・奥行80cm(机65cm)。価格はMakuake通常価格で定価49,900円(早期購入価格は税込39,900円、50名限定より)。
折りたたみイメージは、こんな感じです。
(素材は99%古紙・木材繊維を原料とした自然素材。 金属やプラスティックの使用を最小限に留め、 強度や耐久性に優れた特殊なダンボール素材等を採用)。
空間用途を限定しない「折りたたみ生活」を実現するならば、「Think lab HOME+」ですね。
たとえば、書斎という空間を一部屋設ける代わりに、家族全体のライブラリーも兼ねて、リビングの壁一面を本棚化します。そして、その部屋の一角にこれを設置。
(これは、スペースの節約という次元の話ではありません)。
リビングで仕事する方が、家族と一緒にいてなんとなく安心できるタイプなのですが、一方で集中するための適度な空間の仕切りも欲しい。そんな場合の、ひとつの解決策になりそうです。
今後は、このThink Lab HOMEをプラットフォームに、視覚・聴覚・嗅覚といった「集中」に必要な五感を刺激するアイテムが随時追加される予定だそうです。
これに、私の大好きな「ひらくPCバッグ/リュック」を組み合わせれば、自在にホームとアウェイを行き来できる体制が構築できそうです。