
限られた空間で、なるべく用途を定めずに可変性のある暮らし「折りたたみ生活/Transformlife」を研究しています、折田民男です。
身の回りの家具類、テーブルや椅子、寝床など、折りたためるものはなんでも折りたたみにしてきましたが、盲点だったのがテレビでした。
今回はテレビも折りたたむことができたという話です。
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ところで、折りたたみ生活のルールとして、
「用途を限定する固定家具はなるべく設置しない」
というのがあります。
そのルールに照らし合わせれば、テレビは
「固定され」「大きい」「用途が限られる」と、
折りたたみ生活を送るうえで悩みの種でした。
それにテレビが存在感を放ちすぎる家具配置は美しくありません。
いっそのことテレビを撤去してタブレット端末にすれば……
だけど映画は大画面で見たい。
そんな従来なら相反する願いを叶えてくれたのが、神プロジェクターと呼び声高いAnkerのNebula Capsule Ⅱでした。
(image:anker japan)
これ、確かに生活変わります。
オリタタミマン
例により、何がすごいか、そして動画を見る以外の使い方について書き連ねます。
Anker Nebula Capsule Ⅱのすごいところ
- 壁に直接投影できる
- 本体ひとつあればいい(android TV内臓。PCなど不要)
- 大画面、高画質、静音
- 小さくて軽い
- 補正機能がすごい
- これ自体がバッテリー
- 暗くしなくても見れる
- 外部接続でDVDもテレビも見れる
かつてプロジェクターは、映画館みたいに部屋を暗くして、投影するためのシート広げて、と大掛かりな装置と、起動までが面倒(折りたたみ生活でいうところの「展開までの時間が長い」)な代物でした。けれどそれはもう過去の話。
Nebulla Capsule Ⅱは本体と一般的な白い壁があれば、どこにでも映せます。
それと、直射日光の場所でない限りは日中の明るい場所でも十分に可視性があり、起動音も気になりません。
さらに電源はtype-cからの供給なので、付属のACアダプタはもちろん、モバイルバッテリーからも供給できます。
さらにおまけ?として、これ自体がバッテリーでもあるので、蓄電できていざという時のスマホなどへの電源供給もできます。
ファンがホコリを吸い込んでしまうので、気になったら掃除機で吸うのがオススメです。
動画を見る、映画を見るだけじゃないプロジェクターならではの使い方
景色を写して窓のように使う
アクアリウムのように使う
ケータイにある写真をみんなで見る
音楽を飛ばして聞く(スピーカー高性能)
外で使う
大好きな国内メーカーのものも、お店で試しましたが、残念ながらちょっとお話にならない画質でした。
また天井に固定するタイプは、製品スペック自体は文句なしでしたが、折りたたみ生活の観点から次点に(移動が少なければ全然ありだと思いますよ)。
折りたためたことで、家中の好きな場所はもちろん、外出先など、テレビを持ち運ぶことができ、これでまた部屋を広く使えます。
概ね満足のNebula CapsuleⅡですが、改善した方がいいなと思うのは、検索入力の操作性。
Nebula CapsuleⅡはNetflixが、純正アプリに対応していなくて、ネブラカプセルのアプリを通じての視聴のため、操作性にかけるところがあるということ。
専用のリモコンアプリで、マウス操作できるのですが、一部音声入力に対応していないため、イチイチ手打ちで検索入力するのがメンドクサイ。
それでも。
それでも、この製品は確かに生活スタイルを変える、大好きな「折りたたみ」製品であることに変わりはありません。
マジで、生活変わりますよ。
持ち運びにこだわらなければ、同メーカーからさらに昼間でも見やすい900ルーメンの高性能プロジェクターも登場しています。
ネブラカプセル2の折りたたみ指数