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折りたたみ生活を快適に送るためのルール

折田民男/折りたたみ生活研究家)

こんにちは。限られた空間で可変性の高い「折りたたみ生活/TransformLIFE」を研究する折田民男です。

今回は折りたたみ生活のルールについて。

  • 折りたたみ生活のご相談やご質問、そのほかお問い合わせは、oritatamiman[at]xpress.jpまでご連絡ください。

折りたたみ生活は、頭に汗をかきます。

けれど、部屋の片付けなどと一緒で、ある程度ルール、決まり事を設けていれば、折りたたみ生活は快適に維持できます。

そこで、折りたたみ生活を快適に過ごすための、ルールをまとめてみました。

以下はあくまで私の場合の、折りたたみ生活ルールです。家族構成や趣味嗜好、それぞれにあった状況でカスタマイズしてみてください。

ルールその1:用途と場所を固定化する家具を置かない

折りたたみ生活の舞台となるのは、

車内や船内、テント、小屋、六畳一間(もしくは四畳半)、押入れなどの限られた空間。

そこに用途が限定された固定家具をひとたび置いてしまうと、それだけで空間が不自由になってしまうことになります。

理想は、折りたたんで収納すればあとは「何もない空間があるだけ」です。

ルールその2:「たたむ、しまう、ひろげる」が手軽であること

手間と時間は、快適な生活のジャマします。展開に時間をかけたり、工具を使わないと折りたたんだりできないものは、折りたたみ生活に不向きと言えるでしょう。

それらの度合いを数値化したのが、折りたたみ指数です。

ルールその3:折りたためないか考える

家具を買う時、道具を買うとき、同じもので折りたたみがないか調べてみる。また既製品でも、折りたためたらという視線で考える。

ルールその4:折りたたまないモノを決める

モノには限度というものがあります。これだけは譲れないことを決めると、あとが楽です。

私の場合は、本、映画のDVD、写真、レゴでした。

これらも人によっては、デジタルで「折りたたんで」管理できると思います。

こんな感じで、それぞれに必要なモノは、その時の環境、個々人で大きく異なってくるので、状況に応じて変化させることが、折りたたみ哲学ともマッチし、折りたたみ生活を快適に維持できるコツでもあります。

ぜひ、皆さまそれぞれの折りたたみ生活を工夫して楽しんでもらえればと思います。